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映画「ヴェノム」ネタバレと感想 パラサイトっていうな!謝れ!

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それは「悪役」なのか「ダークヒーロー」か。

 

ヴェノム

寄生?謝罪を求む。

 

 マーベルユニバース待望の「悪」映画。

映画は好きですがアメコミには詳しくないので「ヴェノム」が名前だとは知らなかった。

そして、これは悪ではなく、共存の話。

 

ストーリー

民間企業「ライフ社」の宇宙船が宇宙から帰還する途中、大気圏突入時に何かが起こり墜落してしまう。

積まれていたのは「シンビオート」という宇宙生命体だった。

3つは無事に回収したが残りは行方不明。

もう1つは宇宙飛行士に寄生していた。

寄生していたシンビオートは次々と人間に乗り移り「ライフ本社」を目指す。

 

記者である主人公は世の悪を暴きながら日常を過ごしていた。

中でも金の亡者は嫌いだった。

しかし、彼女は超巨大企業「ライフ社」の弁護士をしている。

 

ある日、上司から簡単な取材を頼まれた。

「ライフ社から取材の申し込みだ、宇宙船についてのみ話をしろ」

「でも、あの社長は完全な悪ですよ」

「いいか、宇宙船の話だけだ」

 

取材に向かう前、主人公は彼女のパソコンを覗き見てしまう。

そこには「人体実験」やら「死亡」やらやばいことが書かれていた。

取材当日、初めは社長の過去の話などをするが、核心に迫ってしまう。

「ところで、噂によるとあなたの会社は人体実験をして人が死んでいるそうですね。

本当ですか?」

「取材は終わりです」

 

突き返される主人公。

その結果、会社もクビに。

さらに彼女もクビになってしまう。

彼女に説明しようとするが「あなたは私を利用したのよ!さよなら」と言われ、別れてしまう。

 

半年後

 

「ライフ社」では入手したシンビオートと人の融合を実験していた。

シンビオートはそのままでは地球上で生きていけず、動物に寄生する必要がある。

社長は人間とシンビオートを融合させ、他の星でも住めるようにしようと企んでいた。

しかし、ホームレスを捕まえて人体実験をしてもなかなか良い結果が生まれなかった。

そんな恐ろしい人体実験を続けることに耐えかねた一人の研究者は主人公に助けを求める。

真実を暴いて止めて欲しいと。

しかし、主人公は「社長に質問しただけで仕事はなくなり、家もなくなり、彼女も去ってしまった。あんなヤバい奴に関わるのはごめんだ。」と突き放す。

 

全てをなくした主人公は職を探すがうまくいかない。

不意に彼女の元を尋ねると新しい彼氏を作っていた。

自分の存在意義を見失った主人公はあの研究者を頼りにライフ社の取材をしようと決意する。

早速中に入れてもらうとそこには閉じ込められた人が数人いた。

携帯で写真を撮っていると知っているホームレスを見つける。

救い出そうとガラスを割ると逆に襲われてしまい、シンビオートを移されてしまう。

侵入者に気づいて警備員が大量に押し寄せるがありえないパワーで逃走する。

自宅に帰ると変な声は聞こえるし、食欲がありすぎるし、すごい熱が出ている。

彼女に助けを求めるが意味不明な言動を繰り返してしまう。

 

ライフ社では真相を追求し、研究者が主人公を連れてきたことを知る。

全力で主人公を探し始める。

 

自宅で突然襲われる主人公。

謎の声とともに体が変形し、その場を切り抜ける。

バイクで逃げるがドローンや車に追われて派手なカーチェイスを繰り広げる。

そこから逃げ切り、主人公は初めてヴェノムと対峙する。

「お前は一体なんなんだ?」

「俺は他の星の生命体だ、お前は俺にとってはただの乗り物だ。

しかし、お前が死ぬと俺も死ぬ。」

 

主人公はヴェノムとのバランスが取れるようになり、ライフ社の秘密を暴こうと元いた会社に押し入り携帯を置いてくる。

そこへ銃を持った部隊がなだれ込みヴェノムが全員なぎ倒してしまう。

なんと、そこに彼女が駆けつけてヴェノムから主人公へ戻るところを見てしまう。

「な・・・なんなのいったい・・・」

「お願いだ助けてくれ」

 

二人は病院へ行く。

そこでMRIを撮るのだが、その機械音(高周波数)が苦手なヴェノムは自制を失い主人公の体から出てしまう。

暴言を吐いていなくなる主人公。

ヴェノムはダクトへ逃れ病院内にいた犬に寄生、さらに彼女に寄生する。

 

ヴェノムがいなくなった主人公はライフ社にあっさりと捕まる。

社長から尋問を受けるが売り言葉に買い言葉で怒りが頂点に達し、(ヴェノムそっくりな)ライオットに変身する。

そう、墜落した宇宙船の乗組員に帰省していた個体は数ヶ月かけてライフ本社へ到達し社長に寄生したのだ。

記者にヴェノムが寄生していたと知った社長は「処理しろ」と命令を出す。

森の奥に連れていかれる主人公。

しかし、相手が一人また一人と消えていく。

登場したのは女のようなヴェノム。

キスをすると主人公にヴェノムが乗り移り、彼女が登場する。

「ライオットはやばい、止めに行くぞ」とヴェノム。

ライオットの寄生した社長は仲間を連れてくるために新たな宇宙船の発射を急ぐ。

すぐに発射のカウントダウンをはじめ、その場にいる人々を処分する。

宇宙船へ向かうライオットへ追いつくヴェノム。

主人公は聞く「なんであいつを止めるんだ?仲間なんだろ?」

「俺はこの星が気に入ったんだ、お前もな」

宇宙船までの道のりでヴェノムとライオットの変形自在バトルとなる。

実はヴェノムは自分の星では落ちこぼれ、ライオットはエリートだった。

勝ち目は、ほぼない。

そこに高周波音の音が流れる。

彼女がスピーカーから流したのだ。

ライオット(社長)が乗り込んだ宇宙船を止めるがその爆風で死んでしまうヴェノム。

 

彼女の家の前で座る主人公と彼女。

「ヴェノムは残念だったわね」

「そうだな(こりゃ復縁はないぞ:ヴェノム)」

別れる二人。

 

主人公

「いいか、この世界にはルールがある。

誰かれ構わず攻撃しちゃダメだ。

攻撃していいのは悪い奴だけ。」

ヴェノム

「わかった。」

 

エンドロール後

刑務所へ取材に行く主人公。

檻の中にいるのは「カーネイジ」

*1

 

感想

あれあれあれ?究極の悪の生命体だと思ったら、いい奴じゃない?

ちょっとユーモアもあり、思っていたのとは違う感じでした。

①いい奴じゃん!

ポスターには「最悪」とありますが、いい奴じゃないですか。

デッドプールと仲良くなれそうな感じ。

そして、ヴェノムは名前で、仲間がいっぱいいるんですね。

ドラゴンボールでいうとライオットがベジータでヴェノムがカカロット、といった感じでしょうか。

他のマーベルキャラクターとの関わりが非常に気になります。

②人間の特性も引き継ぐ?

寄生された人間の特徴も少なからず影響するのでしょう。

なのでライオットは元々強い上に天才社長の頭脳が加わり無敵状態。

次作で登場するであろうカーネイジは殺人鬼と併せてより残虐に。

主人公は恵まれた肉体がヴェノムのマッチョさに繋がったのでしょう。

その証拠に彼女に乗り移った場合はスリムで女みたいなヴェノムでした。

③なぜ地球が気に入ったのか。

ヴェノムは割と唐突に自分の方針を変える。

「お前らが俺たちを見つけたんじゃない、俺たちがお前らを見つけたんだ」

と言っていた。

ただ、彗星で発見されたということは注目すべきだ。

想像だが、ヴェノムたちは自分の星で生きていけなくなり、地球を目指した。

彗星に乗っているところを(わざと)見つかって連れ帰ってもらう。

地球の環境では生息できないため、動物に寄生して共存する。

と言ったところだろうか。

しかし、主人公や彼女に触れることでその面白さを見出すとともに、自分の星では役立たずだが地球では最強というところが気に入ったのだろう。

描写として少なく「想像に任せます」という感じで片づけられている。

 

まとめ

他のマーベルキャラクター同様、ヴェノムも様々な「誕生の物語」がある。

主にはスパイダーマンに由来するのだが、今作では全く別である。

次作でスパイダーマンが出てくるようなそぶりもないため、次作はヴェノムVSカーネイジがメインになると予想。

出来ればよりユーモラスに、過激にしてほしい。

あと、デッドプールと絡んでくれたら最高に楽しいのにと、勝手に思っている。

 

*1:

もう一人のヴェノム。狂気のスパイダーマンと呼ばれる存在。

見た目はヴェノムそっくりだが全身が赤く、中の人間は連続殺人鬼。