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映画「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」ネタバレと感想 日本の予告どうなの!?

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10代、20代向けな気もしたが、楽しめた。

 

ヴァレリアン

千の惑星の救世主

子供が考えたようなスーパーSF作品

 

「子供が考えた」というのは「幼稚」なのではなく「無垢」と言う意味です。

SF映画を見ると「いやいや、なんでそこに重力があるの」と思ってしまいます。

それを正すための説明が入ったりするとストーリーは面白くなくなります。

今回は「そんなのはどうでもいいじゃん!」で、かっ飛ばすSFノリノリ映画です。

 

 

ストーリー

西暦2740年。

連邦捜査官である主人公とヒロイン。

全宇宙の平和を守るべく、日々活動している。

 

主人公は宇宙船の中で休んでいると、ある「ビジョン」に襲われる。

それは遠い星での悲惨な出来事だった。

主人公はそれが「夢」だと思っている。

 

二人は「増幅器」の密売阻止、奪還の任務のために砂漠の星へやってきた。

そこは人気観光スポットでもあり、バーチャルで「異世界」を体験できる。

バーチャル世界で買ったものは「具現化マシーン」に通すと現物となって持って帰れる。

そのバーチャル世界側で行われる密売。

主人公は侵入し、ヒロインは援護。

 

任務前に主人公はヒロインに熱く迫っていた。

そして「俺と結婚してくれ」とプロポーズ。

ヒロインは軽くかわす。

 

任務は若干ハプニングを起こすも、なんとか成功。

二人は若いが凄腕なのである。

 

奪還した増幅器(生物/宇宙で最後の一匹)を政府に渡すためアルファ(多種多様な宇宙人の住む巨大宇宙ステーション)に戻る。

ヒロインが試しに増幅器にダイヤモンドを与えると、お腹の下から大量のダイヤが溢れ出す。

 

指揮官の元へ到着。

するとアルファの内部に高濃度に汚染された部分があると聞かされる。

それの処置を検討すべく会議が開かれる。

しかし、何者かにその会議場が襲われ、(増幅器を持っていると勘違いし)指揮官が誘拐される。

 

指揮官奪還のため主人公たちは後を追う。

最短ルートを通るために主人公は壁を突き破りながら走る(予告のシーン)。

後を追うも「高濃度汚染ゾーン」に入ってしまった。

主人公を助けるためにヒロインも入っていくが、実は汚染されていなかった。

その後、ヒロインが別の種族に誘拐されたり、助け出したり迂用曲折。

そして、二人は「汚染」されていると言われていた心臓部にある惑星ミュールのパール人を見つける。

彼らは人間が起こした戦争の流れ弾に当たり、惑星が消滅してしまった。

もともと彼らの星の生物であった「増幅器」がどうしても必要だったのだ。

彼らは人間を許し、自分たちの宇宙船を作っていた。

 

ネタバレ

指揮官は戦争中、惑星ミュールに住人がいると知りつつ巨大な爆弾を使い敵機を破壊。

その巨大な機体が惑星に落ち、惑星消滅。

パール人の生き残りがアルファに来たことをしり、もみ消すために「汚染」されてるといい、全員殺すつもりだった。

 

主人公たちはそれを阻止。

増幅器を返し、彼らは飛び去っていく。

 

主人公とヒロインは小さな宇宙船に乗っている。

「プロポーズの答えを聞かせてくれよ」

熱くキス。

 

おしまい。

 

感想

突っ込むこと自体が野暮である、という感じの映画。

説明不要、ギラギラの世界と美男美女の活躍を堪能しなさい。って感じです。

主人公たちがどれくらいエリートなのか、舞台や政府はどれくらい影響力があるのか。

その辺はほぼ説明がありません。

 

①救世主、ではない。

えーっと、千の惑星の救世主でしたっけ?

副題を直訳すれば「千の惑星の都市」です。

様々な種族の集まった場所「アルファ」を表しています。

なぜに「救世主」になるのでしょうか。

彼が救ったのは1種族。

いや、救ったのではなく、手助けをした程度。

しかも、予告によっては「任務はプロポーズ」的なことも言ってました。

そんな任務なかったですから!

予告でやっちまったパターンですね。

 

②偉人たちの「童心」。

ギレルモデルトロの「シェイプオブウォーター」しかり、今作しかり。

「少年時代に夢見た世界を作る」的な作品が増えるのでしょうか。

今作では惑星ミュールのパール人は惑星を滅ぼした人間を許し、最後まで「完全善」だった。

増幅器がどうやって増幅されているか、どうやってお腹の下から出しているのか・・・

時限爆弾を「残り1秒」で止めるなど、王道というか真っ直ぐに描いている。

映画ファンとして物足りなさを感じるかと思いつつ、ここまで突き抜けてくれると気にならなくなってくる。

 

③ちょっと文句を。

「ヴァレリアン」って主人公の名前かい!

今作では意図的に主人公にはカリスマ性がなかった。

普通の若者のように描きたかったのだと思う。

であれば集合惑星を「アルファ」ではなく「ヴァレリアン」にすればしっくりきた。

普通な主人公の名前が強そうすぎる。

あと、強そうだったロボットが弱い。

「強靭だけど柔らかそうな金属」でできているようなロボット兵は普通に銃で壊れていた。

バーチャル世界で地下に入ってるとき現実ではどうなってるの?

いやいやいや、だめだめ。

そんこと考えたら。

 

まとめ

 子供は素直に楽しめる、大人は童心に返れる作品。

新たな時代の「スターウォーズ」は「ガーディアンズオブギャラクシー」。

なので子供版「ガーディアンズオブギャラクシー」ですかね?

サバサバ系女子にチャラチャラ系男子の恋愛に興味は惹かれなかったが、10代だったらそこをメインで見ていたかもしれない。

いろいろありますが、ギラギラなSF作品をストレートに楽しみましょう。

 

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