ダークでミステリアスで主人公と観客をも置いてきぼりにする名作。
ボーダーライン
その続編が2018公開決定!
SICARIO 2
SOLDADO
邦題は「ボーダーライン2」ですかね。
副題がつくかもしれません。
「SICARIO」とは「殺し屋」という意味です。
「SOLDADO」は「兵士」です。
勝手に邦題予想
「ボーダーライン2:非情な兵士」なんていかがでしょうか。
「ソルダド」でもかっこいいんですが、日本語に変わる気がします。
直訳でいくと「殺し屋2:兵士」です。
では前作を振り返ってみましょう。
ボーダーライン
2016年4月9日公開
背景
2016年といえばアメリカ大統領選挙が始まり、出馬を表明したトランプ現大統領が
「この出馬表明の場でトランプは「メキシコ(政府)がメキシコ人を送ってくるときは、メキシコのベストな人は送ってこない。メキシコは問題が沢山ある人を送ってきて、彼ら(問題が沢山あるメキシコ人)は問題を我々のところに持ち込む。彼らはドラッグを持ちこむ。彼らは犯罪を持ちこむ。彼らは強姦犯だ。そして、いくらかは多分良い人だ!国境警備隊と話したら我々の直面していることを話してくれた。」
wikiより
と言い放ったタイミングと相まって映画も注目された。
映画公開時にはメキシコ側の国境に面する市の市長がボイコットを呼びかけた。
「映画で描かれていることは本当だがすでに過去のものだ、市は治安維持の改善に向け前進している」と語った。
過去だったとしても、本当にあったんだ・・・
ストーリー
複雑に絡み合うアメリカとメキシコの麻薬戦争。
FBIで活躍していた主人公ですが、結局は事件の尻拭いをしているだけ。
肝心の悪者はいつも消えてしまう。
そんな主人公を国防総省はスカウトする。
尻拭いではなく親玉の捜査するチームに加わる。
しかし、ろくに説明もされず、振り回され続ける。
挙句街中で銃撃戦を繰り広げたり、無謀な行動ばかりしていた。
ラストでは自分がはめられたと気づく主人公。
続編
予告編の情報くらいしかないですが、前作より「ダーディーになるしかない」とのこと。
1で主人公を演じたエミリー・ブラントはでてこない模様。
(ちょっとでも出てくれれば最高なのですが)
サンダルの怪しい上司ジョシュ・ブローリンと冷徹なベニチオ・デル・トロが観れるのは楽しみです。
状況はより上層部での汚職も絡んでいるようで、デルトロの殺しっぷりが狂気じみている。
あ、それは前作でも同じですね。
まとめ
前作で最も印象的だった不気味な音楽が引き継がれています。
「ヤバい方向へ進んでいますよー」ってイメージが強く出てます。
どこまで手を汚しながら任務を遂行するのか。
血で血を洗うとはこのことですね。
日本でも公開日はまだ未定。
楽しみに待ちましょう。
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