映画「ハッピー・デス・デイ」1と2U ネタバレと感想 誕生日は滅びぬ、何度でも蘇る。

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ここでは映画「ハッピー・デス・デイ」の1と2Uのストーリーと魅力を紹介しています。

 

ハッピー・デス・デイ

ハッピー・デス・デイ 2U

毎日殺される、毎日生き返る、毎日誕生日。

 

2本の映画を一気に紹介。

今までになかった「1と2の公開日が1ヶ月差」という凄技をやっています。

1ではループする1日を何度も繰り返す。

2ではそのループを止める!

1のストーリー

1日目

大学生の主人公は男子寮で目覚める、

二日酔いで頭がガンガンする。

男「やあ、起きたかい?」

主人公「最悪、何か薬持ってない?」

男「それなら、そこの棚のバッグの中に」

友人がドアを開けながら「よー!女とやったかーい!」

主人公「最低ね」と言って出て行く。

男「やってくれたなお前・・・」

女子寮(一軒家)に帰る主人公。

その途中で環境保護の署名を迫られたり、車の警報機がなったり、歌の練習をしている男が倒れたり。

部屋に着くとルームメイトが「やっとお出ましね」と。

そう言いながらロウソクのついたカップケーキを出してくる。

「今日は誰の誕生日かなー?」

「ありがとう、でもすぐに講義に出ないと」

カップケーキはゴミ箱へ。

主人公は遅れて講義に出席。

実はその教授の不倫相手になっている。

夜、パーティーに呼ばれていたので会場へ向かう。

途中のトンネルでオルゴールを発見。

何か気味が悪いと感じたので足早に通り抜ける。

するとそこにはベビーマスクを被った黒ずくめの人が。

主人公は殺されてしまう。

2日目

大学生の主人公は男子寮で目覚める、

二日酔いで頭がガンガンする。

男「やあ、起きたかい?」

主人公「え?どういうこと?」

男「昨日は相当酔ってたみたいだからね」

友人がドアを開けながら「よー!女とやったかーい!」

主人公は足早に出て行く。

部屋に着くとルームメイトが「やっとお出ましね」と。

そう言いながらロウソクのついたカップケーキを出してくる。

「今日は誰の誕生日かなー?」

何も話さない主人公。

「どうしたの?大丈夫?」

主人公「なんだかすごく変なの」

夜、パーティーに呼ばれていたので会場へ向かう。

途中のトンネルでオルゴールを発見。

殺されたのと同じ状況に戦慄する主人公。

別ルートで会場へ向かう。

ドアをノックするが反応がない。

開いたと思ったらそこにはベビーマスクを被った黒ずくめの人が!

思わず殴る主人公。

そこで電気がつき、沢山の人に見られる。

実はサプライズの誕生日パーティーだったのだ。

一安心した主人公はパーティーを楽しむことに。

ある男に二階の部屋に連れていかれる。

そこにベビーマスクを被った黒ずくめの人が!

主人公は殺される。

3日目

大学生の主人公は男子寮で目覚める、

二日酔いで頭がガンガンする。

男「やあ、起きたかい?」

ループ

主人公は誕生日の日がループしていることに気づく。

そして「殺人鬼を止めればループも終わる」と仮説を立てて様々な方法でベビーマスクの犯人を突き止めようとする。

何度も死んで繰り返す中でループを楽しむようになる。

ある時は起きる事象すべてに事前対応してみたり。

ある時は全裸でキャンパス内を歩いてみたり。

そして、ベビーマスクの犯人が病院内で治療を受けている殺人犯であることに気づく。

犯人は金髪の若い女性ばかりを狙い、病院から逃走することはニュースで知っていた。

なんとか犯人を倒し、ルームメイトと祝福のカップケーキを食べる。

6日目

大学生の主人公は男子寮で目覚める、

二日酔いで頭がガンガンする。

男「やあ、起きたかい?」

主人公「えーーーーーーー!!!!??」

殺人犯

実は犯人はルームメイトだったのだ。

カップケーキには毒が盛られていた。

主人公は部屋でそれをルームメイトに告げると「なんでわかったの?」と。

ルームメイトは主人公と浮気していた教授が好きだったのだ。

それで主人公を殺そうと画策していた。

毒盛りカップケーキを食べなかったので自分で殺そうとしたり、殺人鬼を解放して殺させたり。

主人公は二階の部屋の窓からルームメイトを突き落とし、殺す。

これで一件落着。

ラスト

大学生の主人公は男子寮で目覚める、

二日酔いで頭がガンガンする。

男「やあ、起きたかい?」

主人公「嘘嘘嘘!!!」

男「ごめんごめん、冗談だよ」

主人公「最低ね笑」

主人公と男はいい感じになったのだ。

2Uのストーリー

1日目

友人は車で目覚める。

部屋に入りながら「よー!女とやったかーい!」

キスをしている主人公と男。

男「おい、早くどっかいけ!」

友人「ここは俺の部屋でもあるんだぞ!」

仕方なく自分の研究室へ向かう。

研究室のソファーに座っているとメールが届く。

そこにはソファーに座っている自分の姿が。

誰かに見られていると知った友人はそのあとを追う。

そこでベビーマスクを被った黒ずくめの人に殺される。

2日目

友人は車で目覚める。

同じことが起きているので不安になりながら部屋に入る。

キスをしている主人公と男。

男「おい、早くどっかいけ!」

友人「なんだと、昨日と全く同じってどういうことだよ・・・」

主人公「え?今なんて言った?」

ここで今度は友人がループにはまったことを知る。

友人が殺されないように、大学のバスケの試合をみんなで観戦する。

帰り際、大勢の人がいる中にベビーマスクが現れる。

友人は逃げ、主人公がベビーマスクの頭を棒で殴って気絶させる。

今度は犯人は誰だ?

マスクを剥がすとそこには友人の顔が。

なんと、自分が自分を殺そうとしていたのだ。

「こいつが全ての元凶なんだ!早く殺さないと!」

主人公も今までには無いパターンに困惑する。

そして、全ての元凶が友人の作った「シシー」という装置にあるとわかったのです。

そこで友人はこの状況を打破するためにシシーを起動。

そこへ膨大な電力を消費する「シシー」を没収するために学長が登場する。

間一髪で「シシー」を起動させます。

1日目

大学生の主人公は男子寮で目覚める、

二日酔いで頭がガンガンする。

男「やあ、起きたかい?」

主人公「まさか、そんなはずないよね・・・」

友人がドアを開けながら「よー!女とやったかーい!」

ループ2

なんと、主人公は二度目の同じ日ループにはまってしまう。

また殺されて目覚める日々のスタート。

しかし、いくつか違う点もある。

死んでいるはずの人が生きていたり、関係ないと思っていた人が付き合っていたり。

それは「別次元」の地球だった。(ややこしいので後ほど説明します)

原因は「シシー」にあることを知っている主人公はあらゆる手段を用いて原因を追求する。

そして、殺されて目覚めるのではなく自殺して目覚める方法をとる。

パラシュート無しでスカイダイブングしたり、バスタブに電気を通したり。

「シシー」に正しいプログラムを指定するための試行錯誤と、没収にくる学長とのバトルを繰り返す。

正しいプログラムを探す過程を主人公しか知らないので何度も繰り返しながら数式を暗記していく。

ラスト

「シシー」に正しいプログラムを入力し、起動させる。

なんとか元の世界へ戻ってきた主人公。

そこに黒塗りの車が現れる。

何やら国のすごい機関のような人たちが主人公たちをある施設へ連れていく。

「これは非常にユニークな機械だ、だが正しいプログラムがわからない、協力してくれるかね?」

友人「いいですけど、正しいアルゴリズムを見つけるのはすごく大変です」

主人公「それなら私が助けになるわよ」

ストーリーを全て記載することが難しいので、省略しています。

感想

ループ物ってやっぱり面白いですよね。

「カメラを止めるな」も平たい意味でループ物です。

同じことを繰り返す中で試行錯誤する。

その中でバカなことをしでかす辺りが笑えます。

今作はホラーコメディーというジャンルの中でループ物なので面白さ満点。

①2Uの次元について

「シシー」はループを発動させるだけではなく、次元転送装置にもなっていたのです。

パラレルワールドですね。

ほぼ同じ状況だけど少し別のことが起こっている別の世界。

詳しくはこちらを読んでください。

1ではシンプルに「同じ1日を繰り返す」でしたが2Uでは「別次元で同じ1日を繰り返す」のです。

アベンジャーズ/エンドゲームでもパラレルワールド的な描かれ方をしていますよね。

そういう感じです。

この映画はエンドゲームと同じスタンスで世界観を描いています。

②あれ、俺泣いてる?

なんと、このループ物ホラーコメディーにはさらに「感動」の要素が含まれています。

ストーリーには書いていませんが、主人公は同じ誕生日だった母を亡くしています。

そのため誕生日が嫌いなのです。

(だから繰り返す誕生日は主人公にとって悪夢)

そのため父とも疎遠になっています。

ループの途中で「自分を変えればループが止まるのではないか」と考えた主人公。

今までは可愛いだけで人当たりも悪く、わがままに行動してきた。

父との約束もすっぽかす。

だけど、ループの中のある1日。

彼女は出来るだけいい人になる。

環境保護の署名もする、濡れる運命の人を助ける、倒れる人に枕を渡す。

そして父親と約束のランチにも行く。

ありきたりな会話ではなく、本音で話す。

母に会いたくてたまらないと打ち明ける。

ここでこの映画がホラー映画だということを忘れてしまうほど「いい話だ」と感じてしまう。

2Uでもアルマゲドンのごとく感動の場面が用意されている。

母の生きている別次元に残るか、母はいないけど本当の自分の世界に戻るか。

壮大なオーケストラがかかって割れたガラスがキラキラ光る。

しかし、そんなことは束の間、殺されてループするのだ。

そうだ、ホラーコメディーだったと思い知らされる

③アメリカの大学生活って・・・

女子寮のあの昼の会議ってなんですか。

あの女子寮のボスもアメリカではあるあるなんでしょう。

人の服を勝手に借りるとか、無しでしょ。

あと女子大生はイケメン教授とのいけない関係に憧れているとか。

様々な人種がいるとか。

日本人にはピンとこないけどアメリカ的あるあるが満載なのだと思います。

あのパーティーと呼ばれるものに行ってみたいような行ってみたくないような・・・

まとめ

怖くはないのが残念ですが、これこそホラーコメディー。

何より主人公の顔がよく動く辺りが見ていて飽きません。

しかも、1と2を短期間で見れるのは面白かったです。

多分一気に撮影したのでしょう?

インタビューなどあったので載せておきます。

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この記事を書いた人

tetsugakuman

tetsugakuman

基本的にはダークな映画を好む。
スリラーバイオレンスホラーミステリーサバイバルSFアクションなど。