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映画「アナベル 死霊博物館」ネタバレと感想 "絶対に" 触っちゃダメだから

アナベル再び。

 

アナベル

死霊博物館

絶対に触っちゃダメ、絶対だから。

 

「死霊館ユニバース」の最新作、あの「アナベル」がやってくる。

今作はウォーレン夫妻の活躍ではなく、夫妻の居ないある一晩のお話。

 

ストーリー

ウォーレン夫妻は所用で一晩家を開けることになる。

娘の面倒をいつものベビーシッターにお願いして出かける。

ベビーシッターは娘を学校に送っていくが、娘は浮かない表情。

「どうしたの?大丈夫?」

「なんでもない、行ってきます・・・」

「数時間後には終わるから、楽しんでおいで!」

娘は親の仕事のせいで学校でいじめられていたのだ。

 

ベビーシッターが買い物中、女友達に出くわす。

友達は「あの子のベビーシッターするんだって?怖くないの?」

ベビーシッターは「ウォーレン夫妻はとてもいい人よ」と返す。

「ねえ、私も行っていい?」としつこく聞いてくる。

「ダメに決まってるじゃん!」

そこで友人は秘策に出る。

ベビーシッターが想いを寄せるレジ係にそのことをバラそうとするのだ。

ベビーシッターはそれを止めるために仕方なく家に来てもいいと言う。

(しかし、想いを寄せていることもバラす・・・)

 

娘を迎えに行き、家に帰る。

娘の誕生日が近いため早めの誕生日会を開くために楽しくケーキ作りしている2人。

そこに

 

ピンポーンピンポーン

 

来たのはあの女友達だ。

娘は「誰?」と聞くとただの友達だと答える。

すかさず「霊的なものってどこになるの?」などと質問責めにする。

「部屋に入れて鍵をしているよ」

そう聞くとどうにか入ろうと企む女友達。

「そうだ!プレゼント持ってきたのよ!」

それはローラースケートだった。

「ケーキは見ておくから、外で一緒に遊んできたら?ケーキの焼き具合は私が見ておくからさ。」

何か怪しがりつつも娘とベビーシッターは外に行く。

 

夫婦の仕事部屋に忍び込み、鍵を見つけ、死霊館の鍵を開けてしまう・・・

そこには様々な物が置いてある。

甲冑、猿の人形、ドレス、テレビ、ピアノなどなど。

そして気になったものをどんどん触る・・・

その中でも異彩を放つ人形がガラスケースの中に入っていた。

そして目をつぶってこう呟く。

「もし、霊がいれば何かサインをください」

何も起こらない。

「お願いです、なんでもいいので・・・」

 

ゴン

 

アナベル人形が傾いてガラスに頭をぶつけたようだ。

ガラスケースの鍵を開け、恐る恐る人形を戻す。

 

すると

 

ピーピーピー

 

火災報知器がなったのだ。

急いで戻る女友達。

(部屋から出た後、またアナベル人形が倒れ、そのままガラスケースの扉を押し開けて外に出てしまう)

キッチンへ戻るとオーブンから煙が出ていた。

駆けつけたベビーシッター「見てくれるんじゃなかったの?」と。

「何よ、焦げた部分をとれば万事OKよ。」

女友達が窓から外を見ると悲しげに鶏に餌をやる娘を見つける。

外に行き「どうしたの?」と聞く。

話を聞くと娘をいじめている主犯格がどうやら自分の弟であると知る。

「ごめんね、でも許してあげて。辛い出来事があったから。」

「誰か大切な人が亡くなったのね・・・」

「・・・なんでわかったの?」

「なんとなく、わかるの。」

すると家の中に父が立っているのが見える。

急いで確かめにいく女友達。

だけど、誰もいない。

 

その後、三人でピザとケーキを食べる。

女友達は今晩泊めて欲しいとお願いするがベビーシッターはそれを断る。

娘を寝かしつけるベビーシッター。

「ねー、お友達のお父さんはどうして死んだの?」

交通事故で亡くなったこと、その時運転していたのが女友達だったことを説明。

それ以来女友達はずっと自分を責めているそうだ。

 

女友達は仕方なく帰ろうとするがポケットに死霊館の鍵が入っていることに気づく。

裏口から忍び込み、鍵を仕事部屋に戻そうとすると・・・

 

カチャカチャガチャ

 

ギーーーーーー

 

死霊館の鍵が勝手に開いたのだ。

呼び込まれるように入っていく女友達。

もう一度唱えてみる。

「もし、この部屋に霊がいれば何かサインをくださ・・・  」

 

ギーーギーーギーー

 

椅子が動き出す。

ピアノを弾いてみるとすっと手が伸びてきて一緒にピアノを弾く。

鏡をみるとそこにはお父さんの姿が。

振り返ると

 

「お前のせいで死んだんだぞーーーーーーー!!!!!!!」

 

逃げようとするが扉が開かない・・・!

叫んでも叩いても何も聞こえない・・・

 

台所で片付けをしているベビーシッターにも霊が襲いかかるが撃退する。

娘にはアナベルが襲いかかる。

そしてアナベルの陰からは悪魔が実態となって現れ、襲ってくる。

ベビーシッターはなんとか娘を救出する。

もう手に負えなくなったのでウォーレン夫妻に電話して助けを求める。

「大変なことが起きてしまって、どうしたらいいでしょうか?」

「・・・アナベルに魂を渡すしかないわね・・・」

(ウォーレン夫妻じゃない・・・!)

 

死霊館に閉じ込められた女友達。

部屋の中の古い電話がなる。

それに出そうになった瞬間、ベビーシッターと娘が部屋に走りこんでくる。

「出ちゃダメ!」

女友達に事情を聞くと「アナベルを外に出した。」と。

他に何に触ったのか聞くと・・・

「全部よ・・・」

部屋から出て逃げようとするがベビーシッターの発作(喘息)が起きる。

吸引器を娘が車に取りに行っている間、ドレスの霊が女友達に襲いかかる・・・

娘が吸引器を持って帰ってきてベビーシッターは助かる。

二階から女友達の声が聞こえたのでベビーシッターが行こうとすると娘が言う。

「違う、あれは友達じゃない・・・」

その時、作業部屋の前に牧師の霊が立っていることに気づく。

彼はどこかに導いているようだった。

ついていくと作業部屋の奥の部屋にアナベル人形が座っていた。

人形さえ箱に戻せば・・・

ベビーシッターは意を決して扉を開けるが、そこは異世界へ繋がっていた。

1人で入っていく。

扉の前で祈る娘。

扉が開くと、アナベル人形が投げられて出てくる。

 

その時!

ドレスを着た女友達が包丁を持って襲いかかってくる。

取っ組み合いになるがセットしてあった映写機からウォーレン夫妻の悪魔祓いの様子が映し出され、女友達は浄霊される。

ベビーシッターと娘がなんとかアナベル人形をガラスケースに戻そうとした時、実態の悪魔が襲ってくる。

十字架でなんとか応戦し、正気に戻った女友達も駆けつけ扉を閉める。

全ての霊現象は治る。

 

翌日。

ありのままをウォーレン夫妻に話す。

「それが若さよ」と許してくれるのだった。

「あなたのお父さんはこう言っているわ。

『自分を責めないで、お前のせいじゃない』って。」

 

感想

皆さんの評価も「そこそこ」「まーまー」という感じでしょうか。

ある一定の面白さはちゃんと感じつつ、どこか予想の範囲内だったような。

ただ、甲冑に注目が集まる演出は嬉しかったですね。

いくつかの点で振り返ってみます。

①新たなキャラクター

今作はウォーレン夫妻の娘「ジュディ」がしっかりと描かれています。

重要な人物ですが今までの作品ではそこまでしっかり描かれていなかった。

さらに、ベビーシッターのメアリーとその友人ダニエラ。

お笑い要素としての「玉ありボブ」も登場する。

個人的に「死霊館ユニバース」は「アベンジャーズ化」していると思っています。

どういうことかと言うと「様々な登場人物の関係、過去を描くことで世界観全体を楽しむ物」になっているということです。

ラ・ヨローナに死霊館の牧師が登場した時に「ここで繋がるんだ!」と感動したのを覚えています。

今後は「あの人とあの人のサイドストーリー」がいくらでも作れる。

例えば今作で若干のラブコメを展開させたベビーシッターメアリーと玉ありボブのホラーラブコメ映画があっても面白いと思います。

ラ・ヨローナに出てきた祈祷師ラファエルとダニエラのゴーストバスターズ系映画だって面白いかもしれないですね。

そう、キャラクターが充実した世界観ではいくらでも関連作が作れます。

②時系列を再確認

シリーズの作品が増えすぎたので時系列を確認しましょう。

1952年 死霊館のシスター

1957年 アナベル 死霊人形の誕生

1970年 アナベル 死霊館の人形

1971年 死霊館

1972年 アナベル 死霊博物館

1973年 ラ・ヨローナ -泣く女-

1977年 死霊館 エンフィールド事件

 

今作は時系列で言うと死霊館の翌年なんですね。

なので、エンフィールド事件の時には娘ジュディはアナベルの恐ろしさを身を思って知っていた、ということになります。

その事を頭に入れてもう一度見てみるとまた違った発見があるかもしれません。

③死霊館とインシディアス

今作の問題点とまでは言いませんが個人的に思うところがありました。

まずインシディアスと死霊館の違いを説明します。

現在の二大ホラーシリーズといえば死霊館とインシディアス。

死霊館シリーズは「憑依」と「悪魔祓い」がメインテーマです。

インシディアスシリーズは「あの世の世界」と「奪還」がメインテーマです。

さらに、インシディアスでは「実態としての(赤い顔の)悪魔」が登場しますが、死霊館では基本的に憑依された状態で恐ろしいことが起こります。

(もちろんヴァラクなど例外はありますが)

死霊館シリーズでは悪魔を「悪魔的な姿」で描いたシーンはなかったのです。

だが今作では結構しっかり「悪魔」が登場します。

そして「あの世の世界」にベビーシッターが入っていきます。

このシーンを見た時に「これじゃインシディアスじゃないか」と思ってしまいました。

同じホラーでも上手に棲み分けていたのに、その境界を破ってしまったと個人的に感じました。

特に実体悪魔の造形は似てしまうので作品間の境界線がボヤけることが心配です。

④またあの人形が・・・

今作でも「実物アナベル人形」が登場しました。

劇中のアナベル人形は実在します。

(そもそも実話です)

登場するアナベル人形は不気味に作られていますが、実物はかなりポップです。

それがまた怖い。

「アナベル 死霊人形の誕生」のラスト、養子に貰われたジャニス(名前をアナベルに変えている)が新しい親にもらった人形は「本物アナベル人形」だったのです!

映画アナベル人形と実物アナベル人形の共演にかなり興奮しました。

今作でも登場しましたが気づいたでしょうか?

テレビ番組の中で景品として子供に渡されていたのが実物アナベル人形でした。

今回はファンサービス的な感じでの登場でしたね。

 

まとめ

あの博物館の呪いの品に触りまくった割には・・・というのが私の正直な感想です。

霧が濃いなどの非現実感も強すぎたのではないか。

悪魔祓いは映像でも有効!というのは面白いアイディアですね、さすがです。

あと、今回は宣伝に力を入れていましたね。

アナベル人形があれしたりこれしたり。

そうすると「箱から出す恐怖」が薄れると思うのですが・・・

とは言え、まだまだ続きそうなシリーズに期待大です!

 

ホラー独り言

「アナベル 死霊博物館」を映画館で観終わった後、ちょっと煮え切らない気持ちがあったので家で「インシディアス 最後の鍵」を見ました。

通常ホラー映画は「あれやこれやは霊の仕業でした!」となるはずですが「最後の鍵」はその逆を突くストーリーが本当に見事。

インシディアスシリーズは進むにつれて怖さもストーリーの濃さも増していきます。

毎回ちゃんと進化、成長しているのを感じます。

死霊館の続編に期待していますよ!

「呪い襲い殺す」も好きなので是非続編を作って欲しい。

過去の対策のリメイクや続編よりも最近の作品が好きなので、どんどん新しいホラー映画が見たいですね。

特に「異教の神系ホラー」や「死体系ホラー」ブームを応援しています。

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