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映画「バイバイマン」感想とネタバレ 怖くは・・・ない。

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この2017年の夏に一番見たかったホラー映画を劇場で見てきました。

 

バイバイマン

 言うな、考えるな、言うな、考えるな、言うな、考えるな。

 

2017年夏、最も話題を集めたホラー映画ではないでしょうか。

最初は「バイバイマン」なんてどんな名前だよ、と思うかもしれません。

しかし、それは理にかなった名前だったのです。

 

ストーリー

1960年代に起こった事件。

ある少年が家族や友人を殺してしまった残虐な殺人事件があった。

それを追う地元の記者は真相を突き止めたが、彼もまた家族や友人を殺し自殺していた。

 

現代。

主人公とその彼女、親友の三人は大学の寮を出て家を借りることにした。

人里離れたような森の中の一軒家、家具はすべて備え付けという好物件。

そこで幸せな生活が始まるはずだった。

ある日、ベット脇のテーブルからコインの落ちる音がする。

不思議に思った主人公は引き出しを調べてみると、そこには

 

言うな、考えるな、言うな、言うな、考えるな・・・・・・・

 

と渦巻き状に書き殴られていた。

不思議に思った主人公はそれが紙に書かれていることに気づき、剥がしてみる。

するとそこに書かれていたのは

 

「バイバイマン」

 

主人公は口にしてしまう。

「バイバイマンってなんだろう」

 

引越し祝いのパーティーに来ていた彼女の友達で霊感のある女性がいた。

彼らはみんなが帰った頃にちょっとした降霊術を行う。

嘘っぱちだと信じない主人公は鍵を鍋に入れて当てさせる、すると見事に的中される。

この女性は「嫌な感じがする」と止めようとする、何かおぞましいものが近づいてくる、と。

ここで主人公が言ってしまう。

「バイバイマン?」

すると電気が消えみんながパニックになる。

 

次の日からみんなは幻覚を見はじめる。

彼女の具合は悪くなり、無意識に絵を描いてしまったり。

 

主人公には親友が彼女に手を出そうとしているように感じる。

 

主人公が図書館で「バイバイマン」を検索すると一つだけ見つかった。

それが1960年代に起こった殺人事件の記事だ。

探すのを手伝ってくれた図書館の女性も「バイバイマン」という名前を知ってしまう。

ここで主人公は見てしまう。

向こうの席に座っているおぞましい何者かを。

 

それはどんどん近づいてくる。

ハッと気づくと彼女との約束の時間を過ぎてしまっていた。

 

その後、迷った主人公は降霊術をしてくれた女性の家に行く。

女性を乗せて家に向かう途中、線路を通過すると女性は幻覚をみる。

「事故にあった人を助けないと」と言い走っていくと電車に轢かれる。

 

警察の事情聴取で何があったのかを聞かれるが、答えなかった。

「言えば、あなたの家族が死んでしまう」と説明して。

 

家に帰ると彼女と親友がヤッていた。

思わずバットで親友を殴る主人公。

しかし、それは幻覚だった。

あの「バイバイマン」と書かれたベット脇のテーブルも捨てた。

 

主人公は思った。

「1960年代に事件を追った記者の奥さんは生きてる、何か解決策があるはずだ」と。

行って話してみると、なんとその名前を知らないのだという。

唯一の解決策はみんなを殺して自分も自殺するしかない。

主人公は急いで家に帰る。

帰る途中で図書館の職員を轢き殺してしまう。

そして家に着く。

すると幻覚を見ていた彼女と親友の片方がハサミでもう片方を刺していた。

止めに入った主人公は親友を殺してしまう、と思ったらそれは幻覚で彼女を殺していた。

ここでバイバイマンは姿を現し、彼の犬が死体を食べ始める。

 

助けに来た兄に名前を教えないようにと主人公は自殺する。

 

ぎりぎり生きていた親友。

救急車で運ばれる前、事情聴取した警察が聞く「言ってはいけないのって何?」

 

「バ・・・バイバイ・・・マ・・・

 

感想 

思ったよりバイバイマンがしっかり映ったのは意外でした。

犬のCG感は仕方ないにしても、彼自身の能力というか強さは未知数でした。

名前を考えれば考えるだけ強くなる、いわゆる「フレディー」タイプですね。

幻覚を見せて自滅させる。

予告と違うじゃん!

予告と違うところが結構あります。

・女性の目から虫が落ちるシーンは虫がいっぱいいるだけに。

・鏡を動かすとそこにはバイバイマンが立っているはずが、主人公に。

・主人公が「バイバイマン」というと白眼になるシーンはなくなっている。

 

違うところが「意外性」に繋がるのかもしれないけど、ちょっとやりすぎ。

最近の映画は予告編を上手に使っている(「ドントブリーズ」など)。

なので予告編を見た人が本編見に行くということを考えて欲しい。

特に鏡のシーンは「予告のところだ!あいつが!・・・え、主人公?」みたいになります。

1.バイバイマンとは

この映画では何の説明もなくバイバイマンは登場します。

彼は「バイバイマン」という名前を考えたり言ったりすると近づいてきます。

そして、標的が死んだらバイバイマンのパートナーの犬が食べます。

近づいてきている証拠が「犬の幻覚」「コインの落ちる音」です。

あと「電車」の幻覚が意味ありげですが、特に詳しい説明はありません。

バイバイマンはなぜそうなったのか、誰なのか、なぜ殺すのか。

理由もないまま、やってきます。

なので名前を消し去って葬るしか手段がない。

なのになぜ引き出しに名前を書いたのか、そして主人公はなぜそれを燃やさなかったのか。

2.どういうホラーなのか

この作品はどっちつかずな結果になってしまっています。

「ジェイソン」や「フレディー」のようなキャラクターものにしたかったのではないか。

しかし、そうするにはキャラクターは薄い。

自ら手を下すわけでもないし、犬も思ったほど強くない。

目と口から血がダラーってのは良かったから、怖い映像系で攻めても良かったと思う。

 

街行く人全員がそれに見えちゃうとか。

都市伝説系にするのなら例えばそもそも名前を伏せちゃうとか。

知ったら映画を見ている人も死ぬよ的な体験型にしてもいいかもしれません。

3.不可解な行動

おかしなことが書いてあるテーブルを捨ててないし、引き出しを確認しないで使ってる。

容疑者をすぐに解放した警察。

ホラー映画なのに記者の奥さんにちゃんと「バイバイマン」を教えなかった。

親友が不能になってしまうところの話は必要なのか。

怖がっているのにフード付きのコートをなぜハンガーにかけておくのか(人に見える)。

 

まとめ

アメリカ人って説明が下手だなーと思ってしまいます。

感情的になったり、必要なところ説明しなかったり。

突っ込みどころあってのホラー映画ですが「惜しい!」と言いたい気持ち。

もっとバイバイマンに迫った作品も作れると思いますので期待しています。

もちろん続編も作れるようなエンディングですので楽しみです。

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